「上流階級」という、百貨店の外商部で奮闘する女性が主人公の本を読みました。
読書感想は基本こっちの方のブログなんですが・・・
奥さん、今回はすっごいインパクトのあるフレーズが出てきたんで、ここでご紹介しちゃいますヨ。
これは百貨店に勤める結婚歴のある女性が、同じく百貨店に勤める未婚女性を揶揄する際に使われたフレーズです。
どうやら百貨店というものは、未婚女性の率が多いそうで…。
「あいつらみんな、男女雇用機会均等法以降、
百貨店が調子いい時にバカスカ入れた高学歴女子だから、
自分たちよりロースペックの男と結婚したくなくて
えりごのんでるうちに干上がったカリカリババアじゃん」
痛烈です。
事実として、未婚率の高さをそのように分析しているところもありますので内容自体は否定できませんが、それにしても厳しさの塊ですね。
「干上がったカリカリババア」ですよ?
駄菓子菓子、現実的な問題に当てはめて。
この時代の未婚率の高さって、我々という世代の連帯責任だと思うんですよね。
高学歴女子の非婚の理由が上記のとおりだったとしても、別段高学歴でもない女子にだって非婚がたくさんいるのです。
いや、非婚というだけの問題ではなく、何がよくないって、子どもを産んでないし、産んでいたとしても高齢が多い。
「自分たちよりロースペックの男と結婚したくない」
というのは非婚についてのごもっともな理由で、生物としてなにもおかしいものはありません。
生物なのだから、より優秀なオスと子孫を残そうとするのが自然の摂理です。
…となると、女どもが強くたくましい立派なゴリラへと変貌を遂げたことは、悪い影響だったんでしょうが。
一方その間に、オスが何をしていたかというと、「さらに強くたくましいゴリラになるべくジャングルでサバイバルをしていた」なんてこたぁまったくなくって、だらしなく生きていましたよね。
見てますよ。
しっかり見てますからね。
大勢の男どもが、だらしなくヘラヘラ生きてましたからね。
ほんとーに、連帯責任ですよ。
我々ワーキングマザーが、
「結婚しているうえに、働いて納税し、さらには子どもたちまで育てている」
ということは、決して免罪符にはならないのです。
すなわち、この「カリカリババアが跳梁跋扈する世代」の落とし前は、「この世代同士」で決着をつけなければなりません。
私の子どもたちに、カリカリババアや、いい年こいて結婚してないキモイおっさんの世話をさせることには、大反対です。
この業を私の子どもたちに背負わせてはいけない。
刺し違えてでも阻止したい所存です。
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