高収入世帯と貧困家庭の経験格差が、大学の総合型選抜(AO入試)に直結するという件
我々の時代に「推薦」と呼んでいた学校の入り方は、今も学校推薦型選抜等という名前で残っています。
現在いろんなところで聞く「総合型選抜」(AO入試)というのは、それともちょっと違っていて。
こいつが高収入世帯と貧困家庭の経験格差に直結しているという評判です。
高収入世帯なら、学校の外でも教育・セミナーに参加させられるし、塾でアドバイスも貰えるし。
一方の貧困家庭は、たいてい貧乏=ヒマ無しです。
私も「子どものサポートをしていないなー」と思いますが、おそらくこれでもマシな方。
そりゃ日頃の学校の成績にも影響出まくりでしょうし、願書や小論文に書けることにも大差が出ますよね。
子どもにコース料理を食べさせないと、経験格差の負け組?
「経験格差って、たとえば何?」という具体的項目に、「コース料理」があがっていました。
正直、面食らいました。
「その感覚古くないかい?」という気がするのですが。
昔だったら、高いメシといったらコース料理だったかもしれませんよ。
駄菓子菓子。
現代においてはコース料理と同じくらいの値段で、バイキング/ビュッフェ、アフタヌーンティーなど、エンジョイしておくべき食のレクリエーションが存在するではありませんかッッ!!
高価格帯というだけでいうなら、1回コース料理を食ったことのある小学生よりも、ホテルのアフタヌーンティに行ったことのある小学生のほうが、恐ろしく感じますぞ。
私も子どもを百貨店に連れて行かないですよ、今の時代的に……
似たようなもので、「百貨店」(おデパートさま)も経験格差のラインアップに入っています。
駄菓子菓ァ子。
そもそも、百貨店自体に憧れの場所というイメージがないです。
なんというか、古臭い、若干前世紀というか、平成の置き土産というか。
お客も店員も平均年齢が高すぎて、先カンブリア時代かと錯覚しそうです。
企画展があれば行きますが……、思い返すと令和になってからはほんと企画展かイベントでの利用に限られていますね。
自発的には、デパートで食事もショッピングも、しない。
たまに出張のついでに靴下とか買いますが、靴下以外はとんとご無沙汰。
じゃあどこに行くのかというと、やっぱりショッピングモールが強いですね。
今週のお題「これって私の地元だけですか」
経験格差は深刻な問題かもしれないけれど、コース料理と百貨店のことは一旦置いておこうかと
夏休みなのに、子どもをあまり外出に連れて行ってあげていなくて悪いなー、という気持ちはあります。
ありますともさ。
けれども冷静になって考えてみると、コース料理や百貨店を経験させたいという気持ちは元々ないのです。
アフタヌーンティとショッピングモールなら行ってもいいかなという気持ちはありますが、気温が40℃近くあるのに出かけるのはおバカさんだなと思いました。
理由が気温になってくると、外出がもはや「熱中症の経験でも積みたいのか?」という次元ですね。
とりあえず、8月は外出を控えます。
ある意味、ここが人生(生死)の分かれ道という深刻な現実になりかねません。