休日には、よく、親子サイクリングをします。
この日は、夫+娘2人という組み合わせで、公園まで自転車で遊びに行っていたのですがー…
逆走してきた自転車のオバハンが、長女に衝突したそうです。
そして長女は車道側に倒れこみ…
たまたま車も避けて通ってくれたので、ケガは転倒の傷だけで済みましたが、
夫はものすごい剣幕で怒ったそうです。
うーん、まあ想像つくよ。
たしかにね。
場所も聞いたけど、あんなとこ当然逆走しちゃダメだよね、ってかんじの道路です。
ホントーに、いろんなところで見聞きする
「典型的なルール破りによる事故」
です。
これはうちの子どもがやられた、というだけの問題ではなくて。
なぜ逆走がダメなのか、逆走している本人は知らないのだと思います。
どうして逆走禁止…つまり、「走る向きが決まっている」のか、そもそもの理由を知らない。
理解できていないんじゃなくて、単純に「知らない」、「気づいていない」のだと推察致します。
まー、
「走る向きがなぜ決められているのか、述べよ」
とか問い詰めれば、
「危ないから?」
と答えはあるのでしょうが、
「なぜ危ないのか」
に理由をつけて説明できる人も、あまりいないのではないかと。
乗り物たちは同方向に行かないと安全マージンが格段に減ってしまうとか、人間の能力に対して正面対向の自転車はリスク高すぎるとか、危ないと思う理由はいくつあげてもいいんですけど。
実際のところは、マナー意識の高い人だって、
「だってルールだもの。守るべきだわ」
と、ナニハトモアレ交通ルールを守ることで事故防止に貢献してくれている、というのが多数。
それが実情ではないかと思います。
例えば煙草なら、何故、20歳にならないといけないのか、受動喫煙防止活動がこんなに盛んなのか、みんな理由を知ってますよねー。
「だってあの煙、有毒だし。
吸ってる本人以外でも、近くの人は影響受けるし」
って具合に。
皆が有害性を認識しているので、
「理由はよくわかんないけど、20歳にならないと吸っちゃいけないルールだから吸わないわ」
とかいう19歳とか、いないでしょ。
このあたり、交通ルールに対しての理由・事故防止の目的というものが、浸透していません。
もっと啓蒙活動しなきゃいけないんじゃないかなー。
あおり運転とか、てんかん事故とか、上級国民とか、センセーショナルな話題があると、WEBやTVでしつこく報道されて、
「ほらッ、だからこんなに危ないんだぞ!」
と、市民の知識量が爆発的に増えて、世の中に浸透してくれるんですけどねぇ。
娘がかすり傷で済んだことは幸いでした。
が、けっこー厳しく言われてるはずの自転車の逆走禁止は、まだまだなくなりません。
このままでは娘もまた事故に巻き込まれるかもしれないし、今だって事故られているよそのお子さんがいるはず。
本当は「逆走禁止」じゃなくて、「フツーの進行方向をフツーに守れ」ってことなんだぞー!
さて、どうしたら「フツーの進行方向をフツーに守れ」が広まるだろうか。
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