しばらく前に、市内の中学校による美術作品展がありまして。
市内の各学区から、ぜんぶで何校ですかねー、とにかく、いろんな中学校の作品が展示されていたのですよ。
飾ってあるのは、風景画、ポスター、粘土像、木工、さまざま。
んでね。
レベルの差がすごいの。
展示を眺めると、
「すっげー!
すっげー!
みんな中学生なのにこんなの作れんの!?!?!?」
という、すんごい作品がゴンロゴロある学校と、
「あ、フツウの中学生ですね」
って作品ばかりの学校と、クッキリ別れてんの。
そのクッキリさ、新品のワイパーのごとく、もーすごい明快。
あきらか〜に、生徒集団を指導した、教員の指導力の違いですね…。
「義務教育でこれはどうなんだ??
同じ市内でこの教育格差って、ひどくない??」
とすら思った。
もし自分が中学生だったら、
「先生の指導でこんなにいいものを作れて、自信がついた」
って体験をしたいですね。
「なんかようわからんヘッポコいものができた」
だと、悲しい。
ましてや、”他の中学校では美術教員の指導がうまくて、沢山の子がとってもいい作品を作っている”なんてことを知ってしまったら、やりきれない。
勝手な第三者の立場として展覧会に行った私としても、ものすごいショックでした。
「絵がうまい」とか「デザインセンスがいい」とかって、もーーーーーーーんのすっごい、大きな財産ですよ。
仮に中学校の美術の教師が素晴らしい人で、生徒の美術センスを応援して伸ばしてくれる人だったら、こんなにいいことはない。
よしんば私の中学生時代にそんな先生がいてくれたなら、卒業後も年賀状に感謝の言葉をしたためて送ってたところだよ!
さて。
時節柄、子どもの自由研究やポスター募集なんかがありますね。
ここで親がいい感じに教えられるといいんですが、そもそも親(私)がスットコドッコイなので、無理です。
だからこそ、学校の先生には生徒たちに等しく上質な教育をお願いしたいところなのですが…
期待してはいけないようです。
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今週のお題「自由研究」