時間なし、失敗ダメ、相談の余地なし。綱渡りが一般労働者のスタンダード
前にやっていた仕事は、「時間なし、失敗ダメ、相談の余地なし。綱渡りがスタンダード」でした。
スタンダードです。
「たまに」じゃなくて「いつも」です。
私に子どもがいて熱を出すから、という理由ではなくてですねぇ……、子供のいない人も老若男女、フルパワーで仕事しててもそんな感じ。
いいものを作ろうとしたら
普通はいいものを作ろうとしたら、本番の前に試作品を作ったり、いくつか案を作った中で一番いいものに決めたりするじゃないですか。
そういうの、やらせてもらえる環境ではなかったですね。
たぶん、あそこの会社だけじゃなく、この国の至る所にそういう「現代社会の生きづらさ・苦しさみたいな縮図」という職場があるのだと推察いたします。
今は試作もできるし、いくつか案も考えられるという仕事ができています。
前の職場に比べて、とっても精神的に落ち着いています。
ミスを許さない風潮が強すぎる
ミスしたときも「お前死ね!」って叱責されるのと、「ここから挽回しよう!」と本領発揮モードに入るのとでは、だいぶ違います。
人生も仕事も、他のいろいろなことも、ミスったときにうまいことカバーするのが大切なはずなのですが……
どうにも現代は「ミス自体を許さない」という風潮が強くて、よくないですね。
晩ご飯の鍋の味付けも、味を調整しながら食卓に上げるのは普通のことですし(レシピ通りの分量で運用する家なんてないと思う)。
よしんば味が60点でも「そんなこともあるさ」と大人しく食べときゃいいじゃないですか。
その鍋で、栄養を取れて、ちゃんと生きていける。
大前提はそこです。
今週のお題「紅白鍋合戦2023」
12月の名刺作りワークショップのお知らせ
記事で告知するの忘れてました。すみません。
概要・申し込み)
https://peatix.com/event/3761154
こちらは基本的に、名刺に書くことを自分で考えて原稿にしてもらう場です。
初挑戦の人は相談しながら作ってみたり、すでに持っている人はバージョンアップしたものを作ってもらったり。
いずれにしても使うとなくなる物品なので、使い終わったら、次はもっといいものを作っていただきたいと思います。
何事も、とりあえずやってみないことには何も発生しませんので、
まずは試作品として作ってみたり、
いくつか案を作った中で一番いいものに決めたり、
アクションをしていただきたいと考えております。