日本政府の「理系を増やそう」キャンペーン
今、理系の大学生を増やそうキャンペーンをやってるじゃないですか。
理系の割合を、ざっくり35%→50%くらいに増やすのだそうで。
子どもの人口に対する大学の定員はものすごく増えましたが、その良さを私は実感できていません。
これで世の中がなんかしら良くなった雰囲気、あります?
なので、この理系を増やそうキャンペーンについても懐疑的です。
高校1年生になったら、理系か文系かを最終決定
皆さんの中にも同じような経験をお持ちの方がいらっしゃるのではないかと思いますが……
私は、普通に、ごくごく自然に生活しているだけで、算数が絶望的にできない人間です。
(仕事ではExcelが全部やってくれるので、算数ができなくても問題ない)
ええ、手を抜いたわけでもなんでもないのに。
他のあらゆる教科は問題ないのに。
これぞ、得手不得手。向き不向き。
なので私は文系です。
生物ができようがなんだろうが、算数(数学)のある理系に行くことは考えませんでした。
このくらいわかりやすく「私は理数系ではないね!」といい切れれば何も問題はないのです餓死菓子。
どの教科も平均的だというだけで、理系を選択してもいいのだろうか?
いわゆる「つぶしのきく学部」というと、経済学部や法学部というイメージがありますが、政府の推し進める理系を増やそうキャンペーンの学部は、ちゃんと就職・活躍までセットで考えられているのでしょうか?
されてないんじゃないかなー、という気が。
それに、大学院・ポスドク難民が社会問題になった後、解決されたというようなニュースだって目にしていませんし。
子どもの進路は、好きなもの・興味のあるものを選ばせるつもりではありますが、その後の人生を含めた可能性の話は、しておきたいと思いまする。