「笑っていいとも」には日本の全国民(成人)が、順番で出ていると思っていました。
近所のおじさんとか、いつ出るのかなって。
真剣に待ってました。
大人同士でも、肖像権すら守らない
人の顔を勝手に載せたら「肖像権」の問題になります。
日本国憲法でおなじみの基本的人権のうち「13条・幸福追求権」を根拠とする有名な判例があり、法律系の授業ではテスト頻出問題です。
ただ、このたぐいの法は「モメた時に出すもの」ですから、ネットリテラシーの低い人に無断で写真を使われたからといって、気軽に訴訟を起こしたり、いちいち弁護士を通して警告したりできるわけではありません。
そういった労力と腹立たしい気持ちとを天秤にかけて、ムッとするのが関の山。
芸能活動をやっている子どもには意義があるのだろうけれど、
一般人の子どもの写真をネットにアップする親は何を考えているのだろうか?
そんなもんで、「子どもの写真を、その保護者がコントロール下におく」という事態では、完全に親の考え方次第。
私は「子どもの顔をネットに投稿しない」と決めていて、夫にもそう頼んでいます。
駄菓子菓子、夫は「子どもの顔をものすごく投稿したい」らしく、
「わかっています。投稿なんてしません」
といいながら、私に隠してバンバン投稿しています。
なんかこう、すごく、バールのようなもので殴りたい気分。
うちの子ら、芸能活動なんてやっていませんよ?
まごうことなき一般人です。
ということで、子どもの肖像権について、だいぶげんなりしています。
世間は、親による子どもの顔丸出し投稿にあふれている
よいこのメディアリテラシーの本(「小学生のステキルール防犯」等)には、必ずといっていいほど「ネットに写真をアップしちゃダメだよ!」と書いてあります。
駄菓子菓子。
いろんな親御さんが、保護監督下にある子どもの写真を、ばんばんネットに公開してしまっています。
……ダメじゃん?
いやー、ほんとにびっくり、インスタとかFBの人たちの文化。
各御家庭にそれぞれの方針があるのでしょうけれど。
子どもがテレビや演劇に出ることを目標しているような場合は、れっきとした芸能活動。
ちゃんとした親は、それを踏まえてしっかり「マネージャー」というコントロール役をやってるんですよね。
ところがどっこい、今や、芸能活動の分野と同じ媒体(SNS)を一般人が使っているのが当たり前。
なもんで、親も子どもも一般人感覚のまんまで、マネージャーの役割もしていない。
私はそういうのがイヤなので、夫がウソをついてまで写真をupし続けていることが許せません。