Penの小川哲さんの連載が、とても心に残った
「Pen (ペン) 2024年 2月号 [雑誌]」は、小川哲さん(小説家)の連載記事がとても心に残りました。
「嫌いな人を作らない」という回で、
「嫌いになりそうな人とはなるべく出会わないようにする」
「距離を置く」
「ミュートする」
等の処世術が書かれていたのです。
これら自体は珍しくないことですが、小川哲さんの文章をもってすると、私には、
「多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。 [ Jam ]」
とならんで大切にしたいと思えたのです。
ちょうどPenを読んだ前日に、ある事件を起こした人を外野から眺めて、
「こういう自己主張が激しく、性格に問題があるタイプの人とは関わり合いになりたくないな」
という感想を持っていました。
そんなことがあったため、小川哲さんの連載記事に目を通しながら、
「そうそう、たとえばああいう人が
”嫌いになりそうな人とはなるべく出会わないようにする”
の対象事例だよね」
なんて、勝手に納得していました。
すごく悪い意味で、「多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。 [ Jam ]」の「パフェを食っている側」が再現されていたからです。
セクシー田中さんが好きで、単行本を全巻揃えていました
大人になってからはマンガをあまり買わなくなっていたのですが、
「セクシー田中さん(フラワーコミックス α) [ 芦原 妃名子 ]」
のことはとても気に入ってしまって、新刊が出るたびに単行本を購入していました。
まわりにもファンがいて、各々が熱い想いを持って応援していたマンガです。
今までこの漫画をご存じなかった方も、連日のように報道されるようになるため、知ることになるはず。
そして、何故私がこんなことを書いているのか、お察しいただけると思います。
事件の内容が内容なだけに、当該テレビ局からは偏向報道が出ることが予想されますし、他局もどこまで追求するのかわかりません。
自分ができること
私ももう年ですし、自分の性格の矯正は難しいと思います。
けれど、
「多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。 [ Jam ]」
の
「パフェを食っている側には、なってはいけない」
という道徳心だけは、心の隅にあるように努めていきたいです。
当該Instagramをリアルに見ていましたが、「反面教師としてこの上なき教材であった」と言わざるを得ません。
そういった画像・文章の投稿オンパレード。
同じInstagram投稿を見ていた人たちの感想が、X界隈にたくさんあると思います。
一部の投稿を抜粋している人ではなく、あのInstagramを「通し」で見た人たちの感想を、こんな事件をもう起こさないための一人ひとりの行動のために、知っていただきたいです。
芦原妃名子さんのご冥福をお祈りします。
私はマンガの「セクシー田中さん」が、今この瞬間も、大好きです。