労働者あるある。
朝、体調が悪くてどうしようもなくて、会社を休んだ方がいいのはわかっているけど絶対に休めない、という日が多数ある。
私もそうです。
先日、労働者のためのアロマケアなる催しものがありました。
そこで、アロマテラピーの先生から、
「朝シャキッと目覚められていますか?」
と聞かれました。
実は、答えはYESです。
目は覚める。
だいたい朝5時とか(場合によってはそれ以前)に、ジャキーン!!! と目を覚まします。
脳内では、既に深夜や夢の中から仕事の段取りが始まっていて、朝なんかもちろん意識フル稼働です。
駄菓子菓子。
体がついてこない。
脳みそだけ、バッシュウウウッ!バッシュウウウッ!とフルで活動しながら、体は全然動けない。
わかるっしょ!?
生理ヘビー者の1日目2日目とか、妊娠中とか、切迫流産絶対安静とかもそうだけど、あの、脳みそだけ回転してるのにボディがついてこなくて何にもできない状況!
それでも絶対に仕事に行かなくてはならないので、なんかもう、いきなり電源喪失後のエヴァンゲリオン暴走みたいになって、キエエエーーーーーーーーッッッ!!!!!って仕事行って、仕事やって帰ってくるのです。
ダメじゃん。
アロマの先生に聞かれてようやく気付いたけど、これ、ダメですね。
すごくダメなんですが、これをやっている労働者が、すごくたくさんいる。
少なくとも、私の周りの働いてる友達は、こんな感じか、さらにひどい。
(私よりも若い女性でも、もっとひどいことになっている)
こういうところが「幸福度低い」の一因なのかな、ニッポン。
んでね、アロマの先生は、そんな労働者にやすらぎ・幸福系のアロマをお勧めしてくれました。
ところが。
実は、私、
昔から、やすらぎ・幸福系のアロマが好きではないのです。
ううう。
好きではないというか、すみません、忌み嫌ってます(爆)。
やすらぎ・幸福系というと、たとえばオレンジなんですが、これ、一度も精油を買ったことがない。
むしろ、「絶対に要らないモノ」として、真っ先に落としていました。
香りが嫌いなんじゃなくて、
「やすらぎ・幸福」という概念が苦手なのです。
だからかどうかはわかりませんが、オレンジがマッドマックスのように武装されているポマンダーとかは、見ていて喜ばしいです。
(気になる人は、「オレンジポマンダー」で画像検索してください。
オレンジがクローブで武装されています。)
精神構造が昭和の戦時中のみたいで恐縮ですが、わりとこういうヒネクレた日本人はいてですねー。
やすらぎ?ゆるさん!
幸福?ゆるさん!
厳しく!世知辛く!
…って、皆さんも心当たりありませんか?
どうしてこうなったのか。
日本や韓国といった極東人種の傾向なのかもしれないし、実は世界的に見ても世知辛さが台頭しているのかもしれないんですけど。
兎にも角にも、事実として私は、やすらぎ・幸福系のアロマであるスウィーーーートオーーーーレンジを、ショッピングリストに入れたくないのです。
ただ、親身になって労働者をいたわろうとしてくれたアロマの先生には、感謝です。
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