「アップサイクル」という都合のいい言葉
昨今では、リサイクル/リメイクという言葉の他に、アップサイクルというこじゃれたフレーズが出てきております。
そういう意味では、私も絶賛、着物をアップサイクルして普段着として活用しております。
駄菓子菓子。
ちゃんとしたものではなく、普段着……ですよ。
「ふだん着物」ではなく、「普段着」
「ふだん着物」と「普段着」は異なります。
ふだん着物というのは、「着物の種類でふだん着るタイプ」のものです。
小紋や紬という種類を思い浮かべる方もいらっしゃるかと。
私のは違います、「普段着」が改造した着物なだけです。
姿・用途としてはトトロに出てくるカンタのばあちゃんに近くて、着古しを野良着化しているようなものですね。
着物を買うのは、驚くほどに安いから
リサイクルショップ(Kimono-Shinei 2号店)で売り出されている正絹の着物を見ると、
「布が!
絹の布がユザワヤじゃ絶対に買えない値段で売られている!!」
って、思うんです。
たとえば、この画像の青い巻きスカート風に見える着物。
きれいな絵模様の藍の型染め縮緬にもかかわらず、
1,650円 → 半額セール = 825円
で買ったものなのです。
そりゃもう、容赦なく魔改造できますわな。
上下半分にぶった切って、二部式にしました。
下は、ウェストゴムを入れて、もう究極で完璧にスカートです。
袂なんかも、「マウスを使っているときに邪魔だ」という理由で、バッサリ切りました。
そうすればもう、冬場にあったかいシルク100%の縮緬の普段着です。
▲ ここに「買ってよかった2023」を書こう
ハンドメイドの得意な人は「生地を買う」気持ちでもいいです
着物は、長方形の布が縫い合わされたものです。
なんともシンプルな構造。
ほどくと、ほんとに長方形の布、しかも結構な長さの生地がペロペロと誕生します。
ハンドメイドの得意な方は、素材としてリサイクル着物もぜひ使ってみてください!