家族旅行に「余裕を持たせて」という意見を取り入れてもらえないという話
家族旅行の計画について、「自分ばかり計画作業をしている」と夫から文句を言われます。
駄菓子菓子。
私はきちんと
「子どもが疲れてしまうので、予定を詰め込みたくない。
ゆとりをもたせたい」
という希望をきちんと伝えていました。
私があえて実行内容を絞って提案しているのに、夫はとにかく自分の行きたいところ詰め込もうと躍起になるのです……。
これは夫に限らずなのですが、「自分ばかり動いている」と旅行プラン立案で文句を言う人というのは、「詰め込まない旅行にしたい」という他のメンバーの意見を無視していることがあります。
つらい。
子連れだったらなおのこと、レジャースポットに1個行って、早めにチェックインしてダラダラ過ごすくらいでちょうどいいと思うのですが。
耐えきれなくなった次女が大泣きして、美ら海水族館のベンチでずっと耐え忍んだ
ツアー旅行は疲れやすいミドル・シニア層向けに作られているので、案外ゆっくりできます。
危険なのは、フリープランや個人で普通に行くヤツです。
「もっと詰め込みたい!」「時間がもったいない!」というタイプの方が主導すると、もう小さい子どもは無理です。
旅行の満足度を行った場所の数で測っているのか、とにかくハードなのです。
子どもがいると、トイレに時間も回数もかかるし、座って休憩もこまめに必要なので、「観光しまくりたい大人ペース」で組まれると不可能です。
子どもと大人でも興味の対象が違うので、子どもとしても自分が楽しめないところを連れ回されるのですから、行く先々でストレスが募ります。
以前の旅行では、まだ小さかった次女が耐えきれずに大泣きして、離脱もできず、とてもしんどい思いをしました。
美ら海水族館のベンチでずっと抱いて耐え忍んだつきそいの親は、もちろん私です。
夫は遊び回っていました。
観光地へ行くと「お前のせいで親戚全員に迷惑がかかるんだ!」と怒られている子を見かけて、暗鬱たる気持ちになる
…とまあ、そんなことが、日本各地で連日行われています。
子どもだって、周りに沢山の人がいて、我慢しなくちゃいけないという気持ちを抱いています。
ただ、子どもなので、それらを全て堪え忍べはしないわけですよ。
んでもって我慢の限度を超えて決壊しちゃって、泣いたり嫌だと申告したり。
そんなに頑張ったのに、男親が「お前のせいで親戚全員に迷惑がかかるんだ!」と怒る。
いたたまれない。
ゆとりを持ったスケジュールって、すごく大切だと思いますよ。
私はるるぶやまっぷるに載っているような場所にいくつ行ったかよりも、
子どもが「ここにもっといたい!」と言ってくれた場所の滞在時間を延長するほうが、いい思い出になるんじゃないかという気がします。
逆に、子どもが「ここヤダ、早く帰りたい/宿に行きたい」という観光ポイントは、スキップでも。
秋の行楽シーズンも間近ですので、「どこに何箇所行くか」よりも、「家族で楽しかった」を目指して計画したいところ。
といいつつ。
今は、旅行をすると家で仕事をする時間がなくなるので、秋は近場でいいんじゃないかとか、そんなことばっかり考えています(ォ)。