チャイルド・フリーという考え方が某国では……
チャイルド・フリーというのは、「子どもを持たないことを選択するライフスタイル」のことです。
ロシアで「チャイルド・フリーという考え方を宣伝することを禁止」という法律が審議されていたことが数ヶ月前にニュースになっていましたが、先月大統領署名で公布されたみたいですね。
日本でも、晩婚・非婚やそうじゃなくても、子どものいない女性が増えています。
駄菓子菓子、最も正直なところ、コレだけ馬車馬のように働いて得られる給料に対して子育てコストが重すぎる。
割と「生きていくだけで精一杯」な社会でございますよ…。
少子化対策は諦めないでほしいけれど、子どもを持てなかった人を虐げないでくれ
少子化対策の必要性は強く感じておりますが、チャイルド・フリーを否定的に扱うことには慎重になってほしいなぁ、と常々思います。
私は、不妊治療の末になんとか子どもを授かることができましたけど、すっげぇお金使っちゃいました。
正直、不妊治療の金額レベルになってくると、出せないご家庭もあるはずで。
(不妊治療助成? あれって、ないよりはいいんだけど、それ以上にベースの出費がでかいものですよ)
不妊治療の怖いところはね、そんだけお金を出しても、残念ながら、子どもを授かることができるのは一握りということ。
時間とお金を費やしたにも関わらず、子どもを授かることができなかった人たちの気持ちというのは、なんと表現したらいいか……。
もしあのときの自分が不妊治療で授かれなくて、金も時間も費やして精神をガリゴリに削られた状態でよ?
「おまえはチャイルド・フリー思想の非国民だ!」
とか非難されていたら、どうなっちゃってたんでしょうか。
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産み育てやすい環境かというと、10年前より良くなっている感じは全くしない
例えば、育児中の親をもっとサポートしたり、働きやすい環境を整えたり……ていう、社会での政策的なものは、あんまり目に見えて強化された気がしないのですが、気のせいでしょうか。
なんというか、歯を食いしばってがむしゃらに生きたワーママが増えた分だけ、自然にまわりがその姿を見て知って、巻き添えを食って、ということから教訓を得ているだけという要素が強いような。
みなさんは、どう思います?