
私自身が平凡な人間なので、育児も平凡です。
なので、いわゆる育児ブログをやってる方よその方とは違うので、ここにきても「三流の育児」しかありましぇーん。
てか、育児の話よりも別方向での社会に対する不平・不満の方が多いですからね~。
はきだめ、はきだめ。
双子の育児を求めてきた人には申し訳ないでござる。
んで、そんな私の三流育児の話なんですが。
外出先で自分の子どもが騒ぐと
「ヤダナー」
と思います。
うん。
やだもん。
子どもという生き物は騒ぐのが当たり前なんだとは察しておりますが、それでも騒がれると「ヤダナー」なのです。
私の心がダメージを受けるから。
なので、紛争が起きそうなときにはあらかじめ、5歳児らに言い聞かせてしまっています。
「これからスーパーに行くけれど、買うのはおかずだけ」
とか。
「今日出かけるところは時間がかかるから、”まだか”とか”早く”とか、騒がないこと」
とか。
そうすると、5歳児、比較的(当社比)おとなしくしているのですが…
これって、親の都合で先回りして情報を与えてしまってるだけなんですよね。
これだと、柔軟な発想だとか、臨機応変な対応だとかは、育たないっすねー。
世間のマナーについても、周囲の状況を見て理解する子にはならないんじゃないかと。
いわゆるニッポン的な
「みんなそうだから、親がそういうから、そうします」
になるんじゃないかという気がしております。
だって5歳児、
結論
理由1
理由2
理由3
結論【再】
みたいな説明しても、
理由1
結ろ
くらいしかおぼえらんない…否、そんくらいでも理解すれば上等って感じですもんね。
平凡な親の平凡な子どもらなんて、そんなもんじゃないっすかねー。
0歳児から一流の育児をたゆまぬ努力で実行されているご家庭では、もっとお子さんの理解が良いのかもしれませんが。
GWに、茅ヶ崎の駅ビル(ラスカ)で、「シャカシャカ宝石広場」というものがやっておりました。
あらかじめ用意された土砂をサルと流水で洗うと、ちっこい宝石やら化石やらが出てくるんですけどね。
ここでいう宝石というのは「現場から採掘した鉱物」で、化石というのも「古代生物ジャンク品アソート」です。
タダでできるイベントなもんですから、そんなもんです。
子どもらが過大な期待と欲を産むといけないと思ったので、私はその時も「事前説明」を試みました。
現物のチラシを見せて、ルールを説明、君たちは1人につき1種類の1回しかできない、云々。
駄菓子菓子。
子どもたちは、
映画ドラえもん のび太の宝島よろしく、
宝の地図を渡され、
洞窟や海を探検しまくり、
見つけたる宝箱の中には
金銀財宝盛りだくさん!
だと解釈してしまったようです。
ナンデー(´Д`;)
…それはもう、現地で不満爆発、暴動に次ぐ暴動が起きました。
彼女たちにとっては、「宝島大冒険」が「係のオッサンがジャンクパーツを渡してきただけ」になってしまったのですから、大変です。
もんのすごい憤怒でしたね。
しかしながら、この「シャカシャカ宝石広場」、三流の我が家以外にも、およそのご家庭でも憤怒の幼児・小学生が見受けられました。
前の組を夫が観察してたんですけど、
割と大きなお兄ちゃんが、両親だけでなく祖父母も巻き込んで
「僕の中にはアンモナイトがない!!!!!」
と激怒・号泣。
祖父母も寄ってたかって、連れの小さな弟の成果物に対して
「そのアンモナイトを兄に譲れ」
と詰め寄るなど、阿鼻叫喚の地獄絵図を呈していたそうです。
我が家の子どもらについては、
「ドラえもんのび太の宝島みたいな体験は駅ビルの無料体験ではできない」
というようなことを、身をもって知ってもらえたらいいです。
が、
私は「騒がれるとヤダナー」なので、次回このようなイベントがあった際には、子どもたちが決してアドベンチャーを夢見ぬよう、夢をぶっ壊しながら事前に説明してしまうと思います。
本当は、子どもたちに世知辛さを身を持って味わってもらうべきー。
失敗を重ねて成長してもらうとよろしー。
でも親としてはめんどくさいー(爆)。
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