「主婦が調子に乗ってやってるカフェ」の危険性を説かれるの巻
みなさま、「デスマフィン」という事件を覚えてらっしゃいますか?
このあいだ、デザインフェスタという展示会の説明をするときに「デスマフィン事件があって有名に」と例をあげたのですが……
(デスマフィンを紹介したかったのではなく、デザインフェスタ/デザフェスがどういう展示会と知名度かという話しを)
本当のプロからたまたま話を聞くことができた
そのときたまたま、ちゃんと学校へ行って調理師免許を取って、調理の現場で働いて、そして飲食業界にいる方がいて、教えてくれたのですよ。
「主婦が調子に乗ってはじめたカフェは危険」であると。
「調理師免許」と「食品衛生責任者」というものはたいぶ違って、そのだいぶ違うという実態が、一般人の私が知っているイメージともだいぶ違いました。
調理師がしっかりしたものであるというのはイメージ通りだったのですが、食品衛生責任者(保健所に届け出するやつ)の認識が間違っていました。
カフェ営業は、届け出も講習もゆるくて、人間的にだいぶルーズな方が存在する
調理師の方があえて「主婦が調子に乗って初めたカフェ」と表現したことにも理由があって、すごく的確なワードで教えてもらったことに感動してしまいました。
(ほかにも「おっさんが休日料理を家族にほめられただけで開店」という事例紹介もあった)
感動キャッチフレーズと同時に、我々が食事をするときにも気をつけたほうがいいかもしれないなと。
- 残念ながら、食品衛生責任者はふるいとしては甘すぎる
→ ものごっつい問題のある人でも営業許可がとれる - 私のような素人でも、自衛のために衛生状況を推測しよう
→ 「人を見る目」もこれに含まれるかもしれない
「ご飯を食べさせてもらって文句を言えない」という気持ちがあったけれど、衛生は大事なのである
私にはいままで「ご飯を食べさせてもらうのに文句を言ってはいけない」という気持ちがあったんですけど、調理師の方にはっきり言われました。
- 食を扱うための衛生観念は、しっかりとしていなくてはならない
- これを甘く見て営業しているほうに、問題がある
(健康を害するし、病人・死人が出る)
たしかにそのとおりです。
あるところで「衛生的にこれはイカンのでは??」と疑問を感じる営業に遭遇して、困ったことがあります。
ちなみに価格。
疑問を感じたそのカフェ営業は、ちゃんとした店舗と同じような価格でメニューを出していました。
というか、あのような衛生状況では、ちゃんとしたカフェと同額で出しているのがぼったくり? というか、価格以前に飲食として不適切な営業?
……今後もこのような例に遭遇しないとも限りません。
飲食の営業に対して疑問が出てきたら、調理師さんの言葉を思い出して、しっかりした人が営業しているところへ行き先を変えることにします。