闇バイト強盗事件より被害額が大きいはずなのに、白昼堂々と!?
先日、自転車で移動していた時のこと。
昼間の住宅街で、とても気になる光景を目撃してしまいましてのう……。
20〜30代くらいの、小綺麗にした若い女性と、80歳近いこれまた帽子を被って小綺麗なお出かけスタイルのおばあちゃんが、二人で肩寄せ合って何か話しこんでいるんですよ。
いやもう、お二人の服装を見てゾッとしましたよ。
THE 宗教勧誘。
ピンポーンてきて、勧誘してくるアレです。
きっと若い女性が幹部かなんかで、入団したおばあちゃんに宗教勧誘についてのアレコレを指南しているのだろうと。
それ以外のシチュエーションが考えられないくらいに、そういう雰囲気がでていました。
強盗事件と一緒にしちゃいけない気もしますが、闇バイト強盗事件よりも、宗教がらみのほうが被害額でっかいんじゃないかなって、思うんですけど。
調査会社にいた先生曰く、
「本人たちは、途方もない多幸感に包まれてしまっているんですよ」
とのことなので、信者になって布教している人たちは「被害」とは思っていないのでしょうが。
でも、老後の大切なお金も時間も、そんなところに費やしてしまっていいのかねぇ……。
勧誘活動は、冷たくあしらわれた反動で結束するために使われている
SNSの発達で、いろいろなことがわかるようになってきた時代に、「へ〜!」と思ったことのひとつが、「なんで宗教勧誘が行われているのか」という理由。
宗教をやっている人達というのは、信者を方今活動で増やしたいわけじゃないんですってね。
断られたことによる精神的ダメージで孤立させて、そこでうまいことを言って、宗教で結束させようという仕組みがあるそうな。
マンガで紹介しているものもあるので、今度読んでみます。
テロール教授の怪しい授業(1)[ カルロ・ゼン ]
今週のお題「生活の知恵」
より巧妙な手口に進化するんだろうなぁと
とまあ、そんな具合に一般市民に「カルト宗教の手口」というものがしれてしまっているからには、また別の巧妙な罠を仕掛けるようになってくるのだろうなと。
特に高齢者なんかは狙いやすいだろうし。
産後の育児で参っているママさんとか、大学生になりたてで不安のある若い人とか、ターゲットはいくらでも考えられます。
おばあちゃんが宗教にハマると、すでに大人になっているであろう子どもはキレるだけで済みますが、我々の年代はシャレにならない。
母世代が宗教にハマると、子どもも道連れ。
「カルト宗教信じてました。」みたいになる。
闇バイト強盗もそうですが、主流な手口が潰されると、また新たな方法が出てきますから。
高齢者だけじゃなくて、みんな気をつけないとね!