会社の人事構造はむやみやたらな関所だらけ
人間関係の面で、私はもう会社員にはなりたくないなと思っております。
人づきあいの悩みというより、これは日本社会の構造的な話なのですが。
物事を複雑にして無理矢理な仕事を作り出す企業
時代を10年単位で眺めていくと、仕事を進めようとするときの障害が、異様に増えました。
職場の環境において、いくつもの部署・管理職といった関所が増えすぎました。
雇用を維持するためには仕事が必要だというのはその通りなのですが、役職や部署が多すぎて。
そのおかげで日本の人口における年齢分布的に「ちゃんとしたピラミッドが作れない」という、おかしな状況に。
出すべき結果に対して、適切な意思決定のスピードが保てない、ものすごい時間とエネルギーを消費してしまう社会です。
もっとシンプルに、スピーディーに動けるほうがいいに決まっているのですが、これはさすがに個人的な努力でどうにかなるものではありません。
個人で社会構造に立ち向かうよりも、さっさとそんな状況からイチ抜けしてさ
私は会社を離れてから数年経ちますが、本っ当〜〜〜に、仕事がしやすくなりました。
「よし、これをやろう!」と思ったら、すぐに実行に移せる。
「これはやらない」と決めたら、スパッと次に行ける。
仕事で関わる人も、基本的にシンプルかつスピーディーに動いている人達同士なのです。
いやー、最高ですね。
ついでに言うと、病院とか子どもの学校のアレコレとか、柔軟に対応する時間が工面できます。
ヤッタネ!
調整に次ぐ調整という面倒な人間関係(というより企業風土)に気を揉んだりすることから解放された今は、心底「もう会社員には戻れないな」と思っています。
小さい会社ならいいのかも
規模や歴史がそこそこある会社では、「会議のための会議」に代表される無益なものがたくさんあります。
駄菓子菓子。
もしかしたら若い会社、小さな会社なら、いびつな年齢人口(従業員)構造になっていないから、シンプルかつスピーディに仕事ができるのかもしれません。
会社の人間関係の複雑さは、個人の問題ではなく、組織全体……というか、現代日本の特徴です。
そういう典型的な場所にいてエネルギーを奪われていたら、もんのすげぇストレスが溜まって当たり前ですよ!
小さい会社・若い会社に移ったり、自分で仕事をするなりして、ストレスを貯めずに生きていくのもおすすめです。


